2018/10/20 02:56
生姜ができるまで
12月 土作り
堆肥と肥料を入れて、春の植え付けまでじっくり熟成させます。2018年は、ここ黒潮町で作っているきのこ堆肥を使用しています。
3月 植え付け準備
植え付けに向けて、畑を耕して畝を立てます。生姜がのびのび育つよう、敢行栽培よりも大きな広い畝にしています。
4月 植え付け
いよいよ植え付け!!
生姜の種は生姜!握りこぶしくらいに切り分けた生姜を植えていきます!大きくなあれ!
5月 草取り
ここから秋まで、草との戦いです。とってもとっても、どんどん生えてくる草。1列、2列、と草取りをしている間、また1列目が草だらけになって。除草剤を使わないので、本当に本当に大変です。
6月 土寄せ
芽が出てきた生姜に土をかけていきます。この土があって生姜が大きく育ちます。
7月 土寄せ、草マルチ
さらに土寄せし、夏の乾燥に負けないよう、しっかりと枯れ草やわらをかぶせます。
8月 台風対策、虫取り
台風で茎が折れないよう、支柱を立ててネットを張って支えます。この時期はいもむしが葉っぱや生姜を食べてしまうので、まめに見回りして取ります。
9月 草取り 土寄せ
夏の間はひたすら草刈りです。夏の草は本当に強いので大変です。
台風が来たら、がんばれ、とか、がんばったね、とかねぎらってあげます。水がたまると病気になるので、排水を直したり。
生姜が大きくなって土から顔を出します。綺麗なピンク色。陽に当たると緑色になってしまうので、土を被せます。
10月 土寄せ
それでもまだ飛び出てくるので、さらに土を被せます。
11月 収穫
お疲れさま!生姜の収穫時は、爽やかな香りが畑に広がり、とっても気持ちよいです。
掘り出したら、茎を切り取り、出荷する分はピカピカに洗って仕上げます。
1年間本当に手間暇と愛情をかけて育てています。なかなかの重労働で、病気にも弱いので気も使いますが、爽やかなよい香りと、綺麗な新生姜のピンク色、何より食べて美味しいこと、みなさまに喜んでいただけることが、毎日の原動力となり、育てていて良かった、育てたい、明日も頑張ろう!と思うのです。
さあ、明日も頑張ろう!