2018/10/20 02:56

生姜ができるまで


12  土作り


堆肥と肥料を入れて、春の植え付けまでじっくり熟成させます。2018年は、ここ黒潮町で作っているきのこ堆肥を使用しています。


3 植え付け準備


植え付けに向けて、畑を耕して畝を立てます。生姜がのびのび育つよう、敢行栽培よりも大きな広い畝にしています。


4 植え付け


いよいよ植え付け!!


生姜の種は生姜!握りこぶしくらいに切り分けた生姜を植えていきます!大きくなあれ!


5 草取り


ここから秋まで、草との戦いです。とってもとっても、どんどん生えてくる草。1列、2列、と草取りをしている間、また1列目が草だらけになって。除草剤を使わないので、本当に本当に大変です。


6 土寄せ

芽が出てきた生姜に土をかけていきます。この土があって生姜が大きく育ちます。


7 土寄せ、草マルチ


さらに土寄せし、夏の乾燥に負けないよう、しっかりと枯れ草やわらをかぶせます。


8 台風対策、虫取り


台風で茎が折れないよう、支柱を立ててネットを張って支えます。この時期はいもむしが葉っぱや生姜を食べてしまうので、まめに見回りして取ります。


9 草取り 土寄せ

夏の間はひたすら草刈りです。夏の草は本当に強いので大変です。

台風が来たら、がんばれ、とか、がんばったね、とかねぎらってあげます。水がたまると病気になるので、排水を直したり。


生姜が大きくなって土から顔を出します。綺麗なピンク色。陽に当たると緑色になってしまうので、土を被せます。


10 土寄せ

それでもまだ飛び出てくるので、さらに土を被せます。


11 収穫


お疲れさま!生姜の収穫時は、爽やかな香りが畑に広がり、とっても気持ちよいです。

掘り出したら、茎を切り取り、出荷する分はピカピカに洗って仕上げます。


1年間本当に手間暇と愛情をかけて育てています。なかなかの重労働で、病気にも弱いので気も使いますが、爽やかなよい香りと、綺麗な新生姜のピンク色、何より食べて美味しいこと、みなさまに喜んでいただけることが、毎日の原動力となり、育てていて良かった、育てたい、明日も頑張ろう!と思うのです。


さあ、明日も頑張ろう!

長々と読んでくださってありがとうございます。

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